学術フロンティア講義リベラルアーツとしての工学

工学の歴史・現在・未来を俯瞰するオムニバス講義

いまや文系理系に拘らず、現代人に必須の教養としての「リベラルアーツとしての工学」が求められている。本講義では、工学の主要領域にて先端研究に携わる東京大学生産技術研究所に所属する研究者がオムニバス式に講義を担当する。専門領域の過去、現在、未来を踏まえつつ、人間や社会との関係性を考えるうえで焦点をなす研究や事例に着目し、数式を基本的に使わずに講義を実施する。

  • 対象:
  • 教養学部1,2年生(文理共通)
  • 時限:
  • 2024年度Aセメスター 火曜3限
  • 教室:
  • 東京大学駒場Ⅰキャンパス 21KOMCEE East K213
    教室は受講者数等により変更の可能性あり
    対面で実施。10月8日のみオンライン開催。詳細はUTOLを参照のこと
  • お問合せ:
  • →メールを開く
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  • オリエンテーション
  • 10.8
  • 戸矢理衣奈准教授「講義概要」・登壇予定教員による講義紹介
    小林康夫名誉教授・総合文化研究科
  •  
  • 人間史としての工学:「歴史」
  • 10.15
  • 今井公太郎教授「工学の地図は描けるか? ー イノベーションの波が描く工学の全体像」
    戸矢理衣奈准教授「大学にみる工学の歴史」
  •  
  • 人間史としての工学:「各論」
  • 10.22
  • 今井公太郎教授「文化と工学のインテグレーションとしての建築ー超高層と大空間」
  • 10.29
  • 菅野裕介 准教授「情報工学は何をつくってきたのか ー 大規模深層学習以降の工学のあり方について考える」
  • 11.5
  • 川添善行 准教授・本間裕大 准教授「デザインと数学から見つめる都市 ー 意匠と研究の最前線 ー 」
  • 11.12
  • 平本俊郎 教授「半導体のお話ー最先端物理の身近な応用例」
  • 11.19
  • 吉川暢宏 教授「GXインフラを支える材料強度学」
  • 12.3
  • 宍戸常寿 教授・法学政治学研究科「社会工学としての法学−情報法・情報通信法を素材に」
  • 12.10
  • 石井和之 教授「新物質・人類・生命・地球の観点から化学を俯瞰する」
     ゲスト 小野塚知二 特任教授・経済学研究科
  • 12.17
  • 枝川圭一 教授「暮らしを支える材料工学ー物質の機能発現とその利用」
  • 12.24
  • 松永行子 教授・池内与志穂 准教授「からだの外でイカす細胞組織体:生命工学の未来」
     ゲスト 小林康夫名誉教授・総合文化研究科
  • 1.7
  • 志村 努 教授「最先端物理の工学応用 ー 量子力学が無ければ、スマホも自動車も湯沸かし器も動かない」
  • 1.14
  • 芳村 圭 教授「データ同化によってつなげる江戸時代の日記と同位体と気候変動」
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